SUMMARY:
人気ロック・ミュージシャンは、若い歌手の名声を見つけるのを助けたが、年齢とアルコール依存症で自身のキャリアを下降スパイラルに導く。名声と愛情の葛藤。
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SOTRY:
歌の上手いアリーはウエイトレスをしながらドラアグ・クイーンのバーで歌っていた。たまたまそのバーにやってきた世界的人気ロッカーのジャクソンに見いだされ、あっという間にスターになっていく。一方、ジャクソンは、アリーを見出した頃から人気が低迷していくようになり、耳の障害も深刻になっていき、加えてアリーへの嫉妬も加わり酒やドラッグで現実逃避する日々がつづくようになる。それでも愛し合う2人は結婚し生活をともにするようになるのだが・・・
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感 想:
映画を観る前の先入観は、Lady Gagaの歌をきかせるために作った映画で、また、Bradley Cooperは人気俳優が監督もやってみたくて、といったレベルなのだろうと勝手に思っていたが、どちらも大いに違っていた。
Lady Gagaの歌が上手いのはまぎれもない事実だが、彼女は演技もまともにできていた。そしてCooperは演技も監督も見事なもので、意外な、しかし嬉しい驚きだった。
その他:
映画の中の演奏や歌は全て吹き替えなしの生。Bradley Cooperは18ヶ月のボイストレーニングを経たとのこと。
2019年度のオスカーで数部門ノミネートされ、「Best Original Song」を受賞。作品賞や主演、助演ロールなどは他のノミネートされた作品(ボヘミアン・ラプソディー、グリーンブック)が強力すぎて受賞は逃した。
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