主人公の犬が輪廻転生で、飼い主(人間)と間に犬としての人生の目的を発見しようとする、W.ブルース・キャメロンによる同名のベストセラー小説の映画化。
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1962年のある日、少年Ethanは迷い犬Bailyを家に連れ帰り、以降2人は大親友となる。
しかし、残念なことに、犬の人生は人間の人生より短いのでEhtanはBailyとの別れを経験することになる。
犬は、ところが、死んだ後に別の犬種に生まれ変わり、別の飼い主と出会い、また、生まれ変わる。
4回目に生まれ変わった犬は、漸く大人のEthanと再会する。ほどなくしてEethanも犬が実はベイリーだと認識、人生で悲しい出来事があり消沈していたが、ベイリーとの再会で元気を取り戻す。人間を幸せにすることこそが犬の目的なのだとベイリーは満足する。
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主人公の犬(ジョシュ・ガッド:声)がさまざまな所有者に属する異なる犬種として生まれ変わりながら、目的を探す。
複数回の生涯にわたって、犬の存在は、1962年に彼を救った少年の存在と交差している。
常に犬が人間のことばで語っているのがユニーク。
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日本題『僕のワンダフル・ライフ』の僕は主人公の犬。ただし、何回か生まれ変わっている時、雌犬のこともあった。
犬と人間の愛を描いたラッセ・ハルストロムのゆったりした時の流れが心地よい作品。
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