弱虫な恐竜と少年の友情と冒険をCGで描いたPIXAR作品。
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地球に隕石が衝突しなかったので滅びることのなかった恐竜たちは進化して言語を持つようになった。
一方で、人類も出現していた。
アパルトサウラスのアーロは三人兄弟の末っ子、両親の運営している農場に一家で住んでいる。
アーロは小さいし弱虫でもあり親の農場の手伝いをしても失敗ばかり。
せっかく罠に人間がかかったのに手際がわるく逃がしてしまったり。
ある日アーロは、罠から逃げられてしまった少年を見つけ追いかけるが、自分が足を滑らし川に落ちてしまい、知らない場所まで流されてしまう。件の人間の子供も同じところに漂着した。
人間はまだ言葉を話さず、子供に名前もなかったので、アーロは少年にスポットと名付け、2人は一緒に旅をすることになる。
さまざまな冒険をして、漸くアーロ達はアーロの両親の農場に戻ることができた。
両親に温かく迎えられたアーロは一回りも二回りも成長していた。
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かわいいアパルトサウラス一家やほかの恐竜や動物たちが大自然の中で冒険をする、という映像はきれいだしストーリーもまあまあ。
しかし、これはPIXAR最大の失敗作といわれている。というのも当初の予定である$200百万をはるかに上回る$300百万という製作費がかかってしまったのに、グロスの売り上げが漸くその程度という結果になったため、PIXARにとり最初の損失となった映画。
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