売れない女優と売れないジャズピアノ弾きがハリウッドのお膝元ロス・アンジェルスで紡ぐ恋物語。
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売れない女優ミア(エマ・ストーン)はオーディションに落ちて気落ちしていた夜、ふと耳にしたジャズにつられクラブにはいったところ、売れないジャズ・ピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴスリング)と最悪の出会いをする。
しかし、その後、別の場所で再会した二人は、夢を追う姿に惹かれ合い、いつしか、お互いに激励しつつ関係を深める。
ミアは限りなく落ちるオーディションにくじけて夢を諦めそうになるし、セバスチャンはお金のために自分の追っているジャズとは異なる音楽を演奏するバンドでピアノを弾き成功をおさめるも蟠りはある。
そんな2人が運命の糸に翻弄されつつも成功していく、というストーリーのミュージカル。
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ミュージカルって普通の会話の途中でいきなり歌を歌い出したり踊り出したりする唐突さが好きになれないのだが、この作品は普通の会話がほとんどなので観やすかった。それでも、何かというと踊り出すところは、わたしには興ざめだった。ただし、映像は美しい。夢と現実を映像で表現したところは見事。
エマ・ストーン(好きな俳優)が本作でリーディング・ロールのオスカーを受賞したが、わたしとしてはライアン・ゴスリングの方が良かったなあという感想。何しろ3ヶ月の練習でジャズ・ピアノを弾く役をピアノ・ダブル無しで演じたのだから。
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