『 マウス・ハント 』
Mouse Hunt (1997) USA 1hr. 38min.
遺産相続で屋敷を入手した一文無しの兄弟と、そこに住み着いていたネズミとのやりとり。
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一文無しの兄弟(ネーサン・レーン、リー・エバンス)がモーゲージ付きの古い家を遺産相続した。 とんでもないぼろ家だと思っていたら、実は、それが19世紀の高名な建築家の手になる大変な価値のある家屋だと判明した。 バイヤーが次々と表われ、10百万ドル以上に売れそうだと分かる。そこで、ぼろを修繕してオークションにかけて一もうけをたくらむ兄弟。
しかし、そのボロ屋敷には一匹のネズミが住みついていた。 一匹のネズミが住んでいたってオークションに問題すらないだろうに、ネズミ退治にムキになる兄弟。 自分達の手に負えないとわかると、プロのネズミ殺し屋(クリストファー・ウォーケン)や、狂暴猫、その名も"Catzilla"を連れてきてみたたりもするがどうも、ネズミの方が一枚上手。 死ぬほどの苦労の結果、この賢いネズミをとうとう追い払う事ができたと思った兄弟だったが・・・・
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ネズミ版ホームアローンといったこの映画は、ドリームワークス3作目。 くだらなくてつまらないだろうという先入感をもって観たのだが、これが結構面白かった。 くだらないことは事実だが、まず1950年代的画面色調が美しいこと、それから、マンガ的(トムとジェリー)可笑しさがいけてること、そして、実際の動物とアニマトロニクスとCGを組み合わせたネズミの可愛らしさ、 の三点が良くて、楽しめる作品だった。ラストの落ちもきいてる。
dir: Gore Verbinski